「将来が不安だからお金を貯めたい」
誰もがそう思っているはずです。
お金を貯める最も簡単な方法は、「生活コストを下げること」です。
即効性があり、再現性もあります。節約には、才能もセンスも必要ありません。
やるか、やらないか。
。
たったそれだけ。
まずは私の簡単な自己紹介をさせてください。
・20代後半のサラリーマン男 ・地方都市で一人暮らし ・毎月の生活費は6~8万円 ・年間貯蓄額は300万円以上 ・資産は1,000万円超 |
毎月の支出は、生活費で約6万円と奨学金の返済で1.5万円。税金や年金の支払いを含めても、月12万円ほどの支出です。
一人暮らしのサラリーマンの生活費としてはかなり低いといえるでしょう。
だからといって、めちゃくちゃな貧困生活をしているわけでは全くありません。
むしろ、一般的なサラリーマンの方よりも健康的な暮らしをしていると思います。
少ないお金でも健康的で楽しく暮らせるかどうかは、知っているか知らないか、やるかやらないかの違いだけです。
当ページでは、生活コストを抑えるために重要な4つのポイントについてまとめています。
|
目次
生活コストを下げる上で一番重要なポイント。
それは、「生活コストを下げるとどんないいことがあるのかを知ること」です。
目的なき行動は、モチベーションの維持ができません。
では、なぜ生活コストを下げるといいのか。
それは、生きるハードルが下がること。そして、まとまった資産は人生の選択肢が広げることができるからです。
想像してみてください。
月6万円でも生活できる人と月20万円ないと生活できない人、どちらが気楽に生きられるでしょうか。
答えは明白です。
月6万円で生活できるほうが圧倒的に生きるのが楽です。
「生活のためだから」と朝から晩まで必死に働いて月20万円を稼がなくても、月10万円をアルバイトで稼げくという選択でもできるわけです。
もちろん、月20万円稼ぎながら月6万円で生活して、毎月14万円を貯金したっていい。年間で150万円以上の貯蓄になります。お金が貯まれば、嫌な仕事をやめて転職する余裕もでてきます。
つまり、生活コストが下がるということは、それだけお金を稼がなくても生きていけるということ。お金を稼いでも爆速で貯金できるようになるので、人生の選択肢はどんどん広がっていく。
こういうことです。
▼関連記事
次に重要なこと。
それは、「お金に対するマインドを変えること」。
もっと言うと、「お金を使わないと幸せになれない」という思い込みを排除することです。
「お金を使う = 幸せ」という方程式の先入観があると、お金をガンガン使ってしまいます。
しかし、ここで考えてほしいことがあります。
今、あなたがお金をたくさん使って生活しているのなら、幸せだと言い切ることができるか。
幸せだと自信をもっていれるならいいですが、「そうでもないなあ」と思うのなら、「お金を使う ≒ 幸せ」ということになります。
現代の日本というのは、文化的で、健康的で、楽しく暮らすためにお金はほとんど必要ありません。
生活に必要なものとサービスはもう行き渡っています。
お金の縛られない生き方は心地がよく、お金を使わなくても十分に幸せを感じられます。
そのことに気が付くことができれば、もう無駄なことにお金を使うことはなくなります 。
▼関連記事
生活コストを下げるには、資産運用をはじめよう。
生活コストを下げて、余ったお金は資産運用にまわすこと。
このサイクルを回すことは、資本主義を勝ち抜くための必勝法です。
「お金のことで苦労したくない」と思っているのなら、避けてはいけない道といえます。
たとえば、月5万円の貯金を30年続けたとします。銀行預金の金利はほぼ0%なので、1,800万円です。
しかし、年利5%で運用するとどうなるでしょう。
答えは3,400万円です。
同じ金額を貯金するか投資するかの違いだけで、1,600万円の差がつきます。
そして、資産運用は、元手が大きければ大きいほど、早くからはじめればはじめるほど、その恩恵は大きくなります。
これには、「複利」の効果があるからです。
資産から生まれた金利を再投資することで、雪だるま式に資金は膨らんでいきます。
100万円を年利5%で運用しても5万円ですが、1,000万円を年利5%で運用すれば50万円です。1年だけなら年50万円の利益だけですが、再投資を30年繰り返せば、複利の効果で年150万円の利益になっています。
この複利のチートに気が付くと、一時の快楽のためにお金を使うことは激減します。
そして、資産運用にお金をまわすようになるというわけです。
▼関連記事
節約において重要なこと。
それは、「知っているか、知らないか」です。
知らないだけで損していることはたくさんあるので、まずは知ることが大切。
私が実践している節約のコツを紹介していきます。
関連記事:【節約術まとめ】月8万円で生活するミニマリストの節約テクニック22選 |
とにかく家賃の安い部屋を借りる。
もうこれしかありません。
家賃とは、大家のためにせっせとお金を運んでいるのと同じという認識を持ったほうがいいです。
だから、見栄やなんとなくで家賃の高い部屋を借りないようが絶対にいい。
もし、家賃の高い部屋に住んでいるなら、ガツンッと家賃の下がる部屋に引っ越すのは大いにありだと思います。
引っ越し費用と初期費用を合わせて、何カ月でペイできるかを計算して、半年くらいでペイできるなら引っ越すといいです。
▼関連記事
水道光熱費を劇的に下げる方法はありません。
あるとすれば、電気やガスを完全に断つこと。
やろうと思えば全然できると思いますが、普通にサラリーマンとして働きながらだとまず無理です。
そのため、インフラ代を下げるために労力を使うことはコスパが悪いです。
|
など、基礎的なことで月1,000円でも下がれば御の字だと思います。
▼関連記事
絶対にやるべきことは、スマホを格安simにすること。
おすすめは、楽天モバイルの「楽天un-limit」。
月額3,000円で楽天回線エリア内なら高速通信放題。エリア外でも最低1mbpsの速度で使い放題。
エリア内でも、エリア外でもwifiはもはや不要です。
エリア外の場合、決して快適とはいえませんが、ネットサーフィンも、youtubeも、amazon primeも普通に見ることができます。
wifiを解約するだけで、月4,000円の節約になります。
▼関連記事一覧
民間の医療保険、積立型生命保険はすべて解約すること。
サラリーマンなら天引きで強制加入させられている社会保険には、「高額療養費制度」という制度があります。
この制度によって、月100万円の手術や入院があっても、自己負担はざっくりと10万円未満になります。
毎月保険代を払うくらいなら、貯金して備えたほうがよほどいいです。
また、積立型の生命保険は、「見回りの悪い金融商品」という認識をしなければいけません。
あえて利回りの悪い投資をするくらいなら、全世界に分散投資された投資信託にお金を預けたほうが100%いいです。
▼関連記事一覧
家賃の次に占める比率が大きいのが食費です。
極端な食費のカットは、生活の満足度を大きく下げてしまいます。
しかし、自炊をすれば月2万円程でおさえることは全く難しくありません。
・朝食は食べない ・週末に作り置きをする ・旬の安い野菜を買う ・ふるさと納税でお米をもらう ・お菓子よりも果物を食べる ・たんぱく質メインの食事で食欲をおさる ・甘いものは食べない |
慣れないうちは逆にコストは上がってしまうかもしれませんが、半年も自炊を続けていればコツがわかってきます。
食費を抑える料理スキルは、一度身につけば一生使える最強のスキルです。
絶対の習得してください。
▼関連記事一覧
日用品を節約するコツ。
それは、兼用化することです。
専用品を購入していたらそれだけコストは高くなります。在庫管理も大変になり、余計なものまで買ってしまうもの。
「なにかいまあるもので代用できないか」
という目線を持つことが大事。
ひとつのものに複数の役割を持たせることができれば、日用品にかかるコストは大きく下がります。
▼関連記事一覧
車は持たないこと。
以下の2つの条件が満たされていれば、車は間違いなくいりません。
・歩いて会社に行くための経路があること ・歩いて行ける範囲にスーパーがあること |
車がなければガソリン代も維持費もかかりません。
片道1時間くらいの距離であればとにかく歩くこと。
それですべてが解決します。
「歩くよりも電車や車に乗ったほうが時間を節約できる」
と考える人もいるかもしれませんが、歩く習慣には人生を豊かにする要素がいくつもあります。
歩くことの効果には、学習能力を高めること、不安や鬱などのネガティブな感情を抑制すること、老化を遅らせること、酒やたばこなどの中毒症状からの改善などもあります。
「交通費の節約」という側面からも、「人生の満足度」という側面からも、電車や車には乗らずに歩いたほうがいいです。
▼関連記事一覧
必要以上に服や靴、アクセサリーを買うことは、見栄への浪費です。
自分に本当に必要な衣服を見極めて、必要最低限を揃えるだけで十分。
ブランドやセレクトショップの服を買うことだけがおしゃれではありません。
ユニクロやguなどのファストファッションブランドでもおしゃれな着こなしはできます。
クローゼットには1軍の服だけを残し、あとは手放しましょう。
自分を自分らしく着飾ってくれる服だけを残することで、服はそれほど必要ないことにも気が付くはずです。
▼関連記事一覧
自分の外見を気にすることは大切です。
社会で生きるには人との関りを避けることはできず、整った外見は自己肯定感も高めてくれるからです。
しかし、だからといって、美容のためにお金を使いすぎはやめましょう。
自分の外見を整えるために、それほどのお金は必要ありません。
大事なことは、清潔感です。
・安い美容院でいいから髪の毛は定期的に切る ・シワのついた服は着ない ・爪を短く切り揃える ・ムダ毛は処理する |
高価な美容液を使えばいいという話ではなく、人から不快の思われないレベルを目指すほうがいいです。
▼関連記事一覧
節約、貯金、資産運用、税金、保険などについてもっと知りたい方は、以下からどうぞ。
お金のカテゴリー記事をもっと読む |
以上